こんにちは、てつろーです。
今回は橋爪の無機化学15題を紹介したいと思います。
この参考書は、僕がセンター試験の試験場まで持って行ったお気に入りです!
内容
無機化学で覚えておくべき知識が元素別にまとめられていて、気体の発生反応や沈殿の発生、沈殿の色などものっています。
15章に分かれていて1~2章が気体の発生実験、3~4章が沈殿、5~15章が元素別各論となっています。また1つの章ごとにその知識に関する問題があり、知識が身についているか確認することが出来ます。
またよく問われる接触法やハーバーボッシュ法、オストワルト法の化学反応式の導出過程もしっかりと書かれています。
僕がこの本で特に役に立ったのが沈殿の章で、語呂合わせなどで沈殿の組み合わせや沈殿の色が覚えられるので、センター試験で沈殿に関しては迷うことが無かったです。
使う時期、誰向けか
無機化学の知識がほとんど頭に入っていない人や覚えることが多すぎて何からやればいいか分からないという人にオススメです。
本書はセンター試験、共通テストレベルまでの知識しかのっていませんが、2次試験まで必要な人もその足がかりにして下さい。
いきなりすべての知識が網羅されているものだと、覚えることが多すぎて嫌になったり、どこから覚えていいのか分からなくなったりします。
僕はいきなり膨大な知識に手を出してしまって、無機化学が嫌いになってしまいました。
それを避けるために、まず本書で無機化学への「きっかけ」を作ってから、ある程度知識を入れて、そして少しづつ知識を増やしていきましょう。
またこの本は比較的軽いので、「今日は無機の日にしよう」と決めて1日でざっくりと覚えてもいいと思います。
あとこの本770円でお手頃価格です笑。
この次にやることは?
この本が終わったら、傍用問題集の無機問題で知識が定着しているか確認しましょう。
2次試験でも必要な人は重要問題集などの演習系問題集まで進めましょう。
まとめ
無機の知識は一回覚えても使ってなければすぐに忘れてしまします。
なのでこの本が終わってもそれで終わりにせずに、暇があれば何度も見返しましょう。
何度も見返すことで脳に必要な知識だと認識させることが出来ます。
それくらいになるまで頑張っていきましょう!!
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